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(回答先: とりあえずはキム体制を存続させるというのが米国の判断 投稿者 あっしら 日時 2002 年 10 月 22 日 23:04:14)
依然、マッチポンプ説異議あり。
米国は日本に金を出させてまでも、キムチ体制、もといキム体制を温存させる価値ありと考えているだろうかはなはだ疑問だ。現体制の取り扱いの結論がでていない現状で、マッチポンプで、あたかもすべて予定され、米国のシナリオどうりで、あると考えるには異議アリ。
KEDOの負担金問題は、KEDOも当然中止とすべき流れと思う。まだ日本もKEDOの取り扱いを決定していない。万が一米国の負担金分日本が肩代わりして、KEDOを推進するのであれば、米国の主張に一貫性がなくなる。これだけ馬鹿呼ばわりされている官邸外務省サイドも、米国抜きでKEDOを推進したら、いくらなんでもお人よしが過ぎよう。今後日朝交渉で、安易な援助路線は採りにくくなるはずだ。それでも援助を主張する政治家は政治生命を絶たれると思う。いや絶つべきだ。
米国は国家戦略にのっとって行動しているように見えるが、一枚岩でないことは周知の事実。所詮人間が決定するわけで、深読みしすぎるのも陰謀史観者の落ちる罠と考えています。
KEDOを中止となればキム体制も崩壊が早まる。キム体制を延命させるのであれば、KEDOを中止させるぞと脅し、核兵器開発の中止とするカードを切ればよい。その方が自然だ。
だいたい米国の対中国政策が、対決か共存共栄路線か新冷戦政策なのか依然はっきりせず、米国内も一枚岩でない現状では、米国の対北朝鮮政策は、依然明確な方針が決定していない。対中国対ロシアを睨みながらどこに駒を進めるか模索していると考えるのが自然と思います。
中国はあと10年以内に米国にとって安全保障上、抜き差しなら無い状況に陥る。最新鋭のF22ラプターや、UAV機巡航ミサイルを製造しようにも、部品がもし中国製なら取り返しがつかない状況となる。現実に現時点でも中国製の軍需品は相当数米軍納入していることは想像できる。
継戦能力においてどこかのラインを引かないと対中国戦略に支障がでよう。必ず2008年前に米中対決の機運が出始めると思う。私は米中対立予定説を支持します。