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(回答先: ケリー米次官補「北朝鮮の核、日本が標的」〜ノドンミサイル想定か〜政府要人に明かす(産経新聞) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 10 月 22 日 11:18:45)
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核兵器開発について、8月下旬に来日したアーミテージ米国務副長官が小泉純一郎首相に極秘に伝えていたことが22日、明らかになった。日米関係筋によると、情報は訪朝発表直前の8月27日、アーミテージ氏が小泉首相に「北朝鮮が開発した核兵器の標的は日本しかない」と直接、説明した。アーミテージ氏に同行したケリー国務次官補も、同26日、東京都内の橋本龍太郎元首相の事務所を訪れ、橋本氏にも伝えていたという。日本政府は同30日、首相の訪朝を発表した。
小泉首相は9月17日、金正日総書記との会談に臨んだ際、北朝鮮が核兵器を開発、保有していることを承知していたことになる。ただ、首脳会談後に締結した日朝平壌宣言では、核・ミサイル問題に関する合意内容があいまいなことが問題になっており、政府の対応が妥当だったかどうか論議を呼ぶのは必至だ。
今月16日、ワシントンを訪れた橋本氏に、アーミテージ氏が改めて北朝鮮の核開発について警告し、橋本氏が米国の了解を得た上で、その内容を公表した。日米関係筋は米国が橋本氏に改めて警告した意図について「北朝鮮の核兵器の標的は日本しかない、という冷厳な現実を分かってほしかったのではないか」と見ている。
政府筋によると、日朝首脳会談で小泉首相が核・ミサイル問題への懸念を指摘したところ、金総書記は、拉致事件で謝罪の誠意を強調した態度から一変、激しく反発したという。ケリー米国務次官補が今月初め、北朝鮮を訪問した際も、核開発問題をめぐり、北朝鮮側と激論が戦わされたという。米側は29日からの日朝国交正常化交渉で、日本は拉致事件の解決だけでなく、核開発問題を重視するように促したとの見方もある。