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10/17 18:07 爆弾テロ関与を全面否定 米の犯行と急進派指導者 外信107
【ジャカルタ17日共同】東南アジアのイスラム地下組織「ジェ
マ・イスラミア(イスラム共同体)」の黒幕とされるインドネシア
のイスラム急進派指導者アブ・バカル・バシル氏(64)は十六日
夜、ジャカルタで共同通信のインタビューに応じ、バリ島爆弾テロ
を「米国の犯行」と主張、テロ組織アルカイダやジェマ・イスラミ
アと自らの関係を全面否定した。
バリ島爆弾テロで、アルカイダやジェマ・イスラミアなどイスラ
ム急進派組織の犯行とする見方が浮上しているが、バシル氏は、イ
ンドネシアにこれら組織が存在するというのは「米国の宣伝」で、
バリ島爆弾テロは「『インドネシアはテロリストの温床』との主張
を正当化する米国のたくらみ」だと述べた。
同氏は一九八五年から九九年までマレーシアやシンガポールに滞
在して「コーランの読書会を開いていた」と述べ、ジハード(聖戦
)の教えを説き、ボスニア・ヘルツェゴビナやアフガニスタンでの
聖戦の必要性も訴えたと述べた。
しかし、テロ計画の容疑でマレーシアやシンガポールで逮捕され
た教え子は「正式の教え子ではない。読書会に来ていただけだ」と
して、同氏がテロの黒幕との見方を否定した。
ウサマ・ビンラディン氏やアルカイダとの接触は「一切ない」と
否定し、「アルカイダという名前の組織など知らない。米国のでっ
ちあげだ。ビンラディン氏の組織はよく覚えていないが『インター
ナショナル・ムジャヒディン(イスラム戦士)』といった名前だっ
たと思う」と述べた。
またジェマ・イスラミアという組織は「エジプトにしかない」と
語った。
米国がイラクを攻撃した場合は「デモなど非暴力的な方法で、反
対するよう(インドネシアの)イスラム社会に呼び掛ける」と述べ
た。
(了) 021017 1806
[2002-10-17-18:07]