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☆ 核爆弾や地元爆弾でなくて残念だったね
インドネシア・バリ島の爆弾テロ事件で、国家警察など捜査当局は16日、使われた軍用の高性能爆薬C4が国外から持ち込まれたとみて、国際テロ組織とつながりを持つグループの犯行との疑いを強めている。アルカイダをはじめフィリピンのイスラム過激派との関連も調べている。
C4はプラスチック爆弾の一種で、自由に形を変えられるため空港のエックス線検査に引っ掛かりにくい。特殊機関の工作などに使われる。国軍などインドネシア治安機関での使用量は少なく、国内での入手は難しい。
00年10月にイエメンで起きた米駆逐艦爆破事件などでアルカイダによって使われたことがあるが、インドネシアの爆弾事件で使われた例は少ない。捜査当局は航空機での持ち込みのほか、イスラム過激派の活動が活発なフィリピン南部から海路で持ち込まれた可能性についても関心を寄せている。
バリ島の事件では3回の爆発があったとされるが、初めの2回は破壊力の小さい爆発物が使われ、ディスコ店内がパニックになり客が出口に殺到したところで、店の前の車に仕掛けられたC4による大きな爆発があったとみられている。 (11:38)