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(回答先: 911直前シャロン訪ロから北鮮に至る世界支配構想の核心を突くラルーチェ論評 投稿者 木村愛二 日時 2002 年 10 月 09 日 23:48:15)
朝鮮半島縦貫パイプライン構想が浮上
ロシア・サハリン沖から天然ガス
【モスクワ5日時事】ロシア極東のサハリン(樺太)沖で開発が進む天然ガスを朝鮮半島を縦断して韓国南部の釜山まで運ぶパイプライン建設構想が浮上している。北朝鮮が米国との対話再開や日本との国交正常化交渉に向けた対外柔軟路線に転換したのを受け、現実味が増してきたとの見方が強まっている。
同構想は、モスクワで四日まで開催された日本、米国、ロシア、中国、韓国、北朝鮮の六カ国による官民合同の「北東アジア協力対話(NEACD)」で、朝倉堅五・元三菱総合研究所主席研究員が報告した。
パイプラインは全長約三千二百キロで、総工費は約五十億ドル(約六千億円)と巨額に上る見通し。サハリン北東沖の開発鉱区「サハリン1」で数年後に生産が本格化する天然ガスを運ぶ。想定ルートはサハリン北部ノグリキからロシア本土ラザレフを結び、ハバロフスク、ウラジオストクを経由。朝鮮半島を縦断して釜山に至る。将来的に海底パイプラインで九州北部に延伸することも可能だ。
サハリン1の開発に参加する米石油大手エクソンモービル社は既にハバロフスク地方などロシア側に同構想を打診。ロシア・イルクーツク近郊から中国経由で天然ガス輸入を検討していた韓国では、ロシアの天然ガス購入のコンソーシアム(企業連合)が設立されており、サハリンからのパイプライン構想に強い関心を示しているという。
一方、サハリン沖からは海底に敷設するガスパイプラインを通じて直接日本と結ぶ構想も検討されている。構想を打ち出している石油資源開発などが出資する日本サハリンパイプライン(本社東京)は八月、パイプライン建設が「商業的に成立する」との事業化調査結果を発表した。しかし、国内のパイプラン網が既にできている韓国が販路開拓では優位との見方もあり、朝鮮半島縦貫パイプライン構想と競合する形になりそうだ。
世界日報10月6日
http://www.worldtimes.co.jp/w/rosia/news/021006-084601.html