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(回答先: アラファト議長執務棟破壊も…イスラエル軍が警告〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 22 日 22:24:58)
【エルサレム海保真人】
イスラエル軍によるアラファト・パレスチナ自治政府議長の隔離・監禁が続く中、21日から22日にかけて議長を支援するパレスチナ人のデモがヨルダン川西岸とガザで広がり、一部でイスラエル軍と衝突、4人が射殺された。デモは自治区全土で拡大する気配だ。一方、アラファト議長はアラブ諸国の首脳らに相次いで電話をかけ、国際社会の介入を訴えた。
数千人規模のデモは、議長府のあるラマラをはじめトゥルカルム、ナブルスなどで、外出禁止令を無視して起こり、一部若者はイスラエル軍の戦車に投石、兵士は発砲で応酬した。この結果、18歳の男性などパレスチナ人4人が死亡、約30人が負傷した。
アラファト議長の支持基盤でパレスチナ解放機構(PLO)最大組織のファタハは21日、イスラエル政府と軍を非難し、市民に議長への支援を呼び掛ける声明を発表した。
一方、議長府の本棟にこもるアラファト議長は、ムバラク・エジプト大統領、アブドラ・ヨルダン国王、アブドラ・サウジアラビア皇太子のほかロシア外相らと電話で協議し、危険な状況を説明したうえで、イスラエルの軍事策を停止させるよう求めた。
棟内からの情報では、中にこもっているのは約250人で、寝る場所が少なく、断続的なイスラエル軍の破壊攻撃のため緊張は高まっているという。
また、電気、水道、電話回線はついたり断絶したりで、19日夜以降、新たな食料や飲み物は持ち込まれていない。