現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: アラファト議長の監禁続く 官邸除く建物破壊される(CNN) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 21 日 10:41:57)
イスラエル軍は20日夜、ヨルダン川西岸ラマラのパレスチナ自治政府議長府への攻撃を激化させた。パレスチナ通信は、軍はアラファト議長がいる執務棟と会議棟の間の渡り廊下を破壊したと報じた。3階建ての執務棟の階段も破壊された。議長は執務室で側近とともに完全監禁の状態に置かれた。議長府への銃撃や砲撃も行われ、議長側近は「我々は危険な状態に直面している」との声明を出した。
廊下の破壊は、午後10時半(日本時間21日午前4時半)に始まり、その直後にイスラエル軍の武装ヘリコプターが議長府に向かって銃撃をしたという。執務棟の階段が破壊されたことについて、パレスチナ通信は「建物の崩壊の危険性がある」と報じている。
議長府の中にいるパレスチナ人カメラマンがロイター通信に語ったところでは、戦車が執務棟の3階を砲撃した際に、2階にいたアラファト議長はほこりを頭からかぶったが、けがはなかったという。議長報道官のアブルデイナ氏は21日未明、「議長府への攻撃はなお続いている。武力衝突へと進めば、多くの犠牲が出て、虐殺となるだろう」と警告した。
イスラエル軍は西岸のタウフィク・ティラウィ公安警察長官ら約20人の「指名手配者」の引き渡しを求めている。これまでに約20人のパレスチナ人が投降したが、指名手配者は含まれていないという。
イスラエルテレビの軍事解説者は「軍は今春、ベツレヘムの聖誕教会で起こったような(武装勢力の)立てこもり長期化を許すつもりはない。さらに軍は、アラファト議長を追放して排除するしかないという考えを強めている」との見方を示した。
(10:55)