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(回答先: スコウクロフトの豹変 投稿者 さすれば 日時 2002 年 9 月 16 日 13:27:55)
スコウクロフトは「馬鹿殿」を補佐する曲者「老中」である。私は以下の2つの通信を発している。以下、必要な部分だけを抜粋再録する。
http://www.asyura.com/2002/war14/msg/153.html
『亜空間通信』312号(2002/07/24)
【1979年ホメイニ革命以来の「中東における西側の選択」を果たすイラク攻撃?】
アメリカの大統領補佐官として中東での1979年以降のCIA工作に関与した2人の長老格の名を挙げた。スコウクロフトとブレジンスキーである。
http://www.asyura.com/2002/war14/msg/169.html
『亜空間通信』313号(2002/07/25)
【イラク攻撃が米外交問題評議会で語られ米中央軍に自衛隊員派遣の符合20年余】
(2002/07/25)武蔵野市の中央図書館で手に取った雑誌、朝日新聞社発行の『論座』(2002.08)に、この2人、スコウクロフトとブレジンスキーが主要論客として参加した米外交問題評議会の「プログラム」、「国家安全保障担当補佐官シリーズ」の要約訳出記事を発見した。題名は「『軍事的対テロ戦争』では問題は解決しない」である。
ここで、「対テロ戦争に占めるイラクの役割について」の「質問」(質問者の氏名の記載なし)が出て、スコウクロフト(この記事では「「スコークロフト」としている)が、次に要約するような一連の発言をしているのである。
「イラクは、すでに長い間、われわれの頭痛の種になっている」「イラクに対する戦争がどのようなものになるか」「サダム追放作戦を実施するのには、20万から30万の兵力を投入する必要があるし、数年間現地にとどまらなければならなくなる。したがって、正直かつ率直にこの点を市民に語りかける必要がある」
以上で引用終わり。
スコウクロフトの「慎重論」は、以上の考えの下に発表されたもので、その直後、ブッシュ坊やは、「私は辛抱強い慎重な人間」云々と発言した。つまり、スコウクロフト伯父さんの教えに素直に従って、「正直かつ率直にこの点を市民に語りかける」努力をしたのである。その結果を、伯父さんは褒めてやったのである。結果として、世論を味方に付けて、開戦ができる状況が開けたのである。