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(回答先: 川口外相の「国連査察」要求、イラクの外相が拒否 「YOMIURI ONLINE」 投稿者 ほくめん 日時 2002 年 9 月 15 日 21:47:01)
ブッシュ米大統領は14日、イラク問題で「国連が気骨のあるところを示す好機だ」として、安全保障理事会が早急に新たな決議案をまとめるよう求めた。その一方で、米国が単独での武力行使も辞さない構えを改めて表明した。チェイニー副大統領も同日、「大統領が一般演説で訴えたのは、国連がやらなければ米国がやるということだ」「米軍は強大だ」と語り、ブッシュ政権の対イラク強硬姿勢に変わりのないことを強調した。
正副大統領が同じ日にそれぞれ「単独行動」をちらつかせながら、米国の求める「行動」を改めて国連に迫った。
14日、ブッシュ大統領はワシントン近郊の山荘キャンプデービッドで、イタリアのベルルスコーニ首相と会談後、記者団から「16度も国連を無視したサダム・フセインにまた機会を与える必要があるのか」と聞かれた。大統領は「興味深い質問だ」と前置きしてから、「国連もその存在意義を示す機会を必要としている」と答えた。
ただ、「はっきりさせておく。問題に対処する必要に迫られれば、米国はやる」とも語り、「数日から数週間」という求めに反して国連がイラクへの新たな決議の作成や採択に手間取れば、単独行動にのぞむとの姿勢を再び強調した。
一方、チェイニー副大統領も14日に出演したCNNの番組で「国連がやらなければ、行動を起こす以外の選択肢はない」と述べ、大統領と同じ立場を示した。
さらに湾岸戦争時の国防長官だった経験に基づき、「米国の軍事力は過去に比べ、強大化している。湾岸戦争に投入した武器弾薬は、ごく一部でしかなかった」と指摘。「彼(フセイン大統領)の軍は悪い状態にある」と語り、米国単独での武力行使にあたっての自信をにじませた。 (20:04)
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国連はテロ支援国家として米国に名指しされる7カ国にあるイラクを、第2のアフガニスタンにさせないためにも現在の状況下では、イラクに無情件での「大量破壊兵器」の査察を拒否するイラクにはむやみに踏み切れない場面です。
しかし国連が大量兵器の査察実施の決議を行えば、査察に応ぜざるを得ない状況です。査察を拒否すれば、米国を中心に「疑惑施設」に攻撃を受けるのは目に見えているからです。
国連が査察実施の決議を行なわないまでも、米国による単独行動による攻撃も考えられますが、これを実施に移したならば、ブッシュ政権への国内的・国際的な批判がおこる原因をつくることでしょう。
米国のマスコミ・有権者しだいですが大統領選挙へはマイナスイメージとなるでしょう。