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(回答先: 不審船というお芝居 奄美沖の茶番(下) 投稿者 本間正勝 日時 2002 年 9 月 10 日 16:42:10)
奄美大島沖に沈んだ不審船がヤラセだとしたら、その乗組員はどこから調達したのだろうか。
自衛隊やアジア系アメリカ人軍人、特殊部隊等の、いわゆる正規の軍人ではありえない。
不正規作戦をこなす人材を養成するには、彼らが使用する兵器以上のコストがかかるからだ。事件のデッチ上げなど情報戦で対象国を追い詰めるなら、同じコストでもっと有効な方法がある。
ではフリーで活動している傭兵を使ったのだろうか?
それは彼らに対して失礼だ。
状況が変われば真っ先に見捨てられる「彼等」の命を守るのは自分自身しかいない。だから絶対に成功する、と言う確証が無い限り「彼等」は動かないし、依頼は受けない。国家の後ろ盾が無い「彼等」はどんなに臆病者と言われても、慎重に行動する。
「だから生き残って来れたんだ。いいカッコウをした奴は皆んな死んだ」
昨年春、アメリカの電子偵察機と中国の迎撃戦闘機が接触した上に海南島に強制着陸させられた時、アメリカ政府は乗員を救う為に中国政府と交渉を繰り返し、成功させた。
しかし奄美大島での不審船事件では救おうと思えば救えたのに、祖国は乗組員たちを見殺しにした。
彼等の帰りを待っている家族や大事な人がいただろうに。
(もっとも、生きて日本政府の捕虜になっていたら家族はどうなっていたか分らないが)
不正規作戦のメンバーは馬鹿では務まらない。北朝鮮政府は祖国にとってもっとも必要な人材を見殺しにしたのだ。
これでは、「一銭五厘の消耗品」と呼んで兵隊を無駄死にさせた、軍国主義時代の日本と変わらない。