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(回答先: 軍事力でイラクに査察強制で米英が合意 英紙報道(CNN) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 09 日 15:14:12)
米政府高官、次々とテレビ出演でイラク政策説明
2002.09.09
Web posted at: 15:03 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 米国でテレビの報道トーク番組が集中する日曜日を利用して、米政府は8日、チェイニー副大統領やラムズフェルド国防長官、パウエル国務長官ら政府高官が次々とテレビ出演し、イラクのフセイン大統領が世界の脅威であり、政権を打倒する必要があると、国民に訴えた。
パウエル国務長官は、フォックステレビの「フォックス・ニュース・サンデー」に出演し、イラクを武装解除させる最善の方法は「政権打倒」だとブッシュ政権が認識していると述べた。
イラクへの対応について長官は、ブッシュ大統領が「辛抱強く、あらゆる選択肢を検討している」と述べた。イラクの大量破壊兵器保有疑惑について、国連の査察再開と結果を待つ必要があるとの立場を繰り返したが、査察官の情報収集能力については、「限界がある」と認め、「査察官が持ち帰った情報よりも、亡命者から得た情報の方がはるかに有効だった」として、査察重視を訴える従来の立場を微妙に修正した。
政権内では比較的、イラク攻撃に慎重とされるパウエル長官だが、イラクに対する先制攻撃も「選択肢の一つ」と言明し、イラクの核兵器開発の事実などが明確になれば、早期の強硬措置を支持する可能性も示した上で、「何もしないという選択肢はない」と、米政府がイラクに対して何らかの行動を起こすと断言した。
CNNの「レイト・エディション」に出演したライス大統領補佐官(安全保障担当)は、「(フセイン大統領)は平和を愛する人物だからそっとしておくべきだなんて、そんな話ではまったくない」と力説した。
NBCの「ミート・ザ・プレス」でチェイニー副大統領は、フセイン政権が過去14カ月にわたり核兵器開発と生物化学兵器の備蓄を積極的に進めてきたと述べ、「イラクの兵器開発の標的となるのは米国だと、日に日に確信するようになった」と警告した。
副大統領とライス補佐官はともに、核開発に使われる特殊アルミ管をイラクが大量購入しようとしたと指摘。「核兵器にしか使われない特殊なものだ」と、ライス補佐官は強調した。
副大統領は、大統領がまだイラク攻撃を決定したわけではないとしながらも、大量破壊兵器の開発・保有をめぐり、イラクが査察を拒否し、国連安保理決議を違反し続けている現状では、自分を含めた他の政府高官は、軍事行動を支持しつつあると話した。
CBSの「フェイス・ザ・ネイション」に出演したラムズフェルド国防長官は、湾岸戦争時に米軍がイラクで収集した情報によると、「あのままいけば、あと半年か1年で核兵器の開発に成功し、最低2年、最長で6年もすれば、核兵器使用能力を保有したはずだ」と説明。イラクの現状について得ている情報も、「イラクが国連決議を何度も違反してきた事実を、世界は認識しなくてはならないとブッシュ大統領が訴える、その根拠」となっていると話した。
マイヤーズ米統合参謀本部議長はABCの「ジス・ウィーク」で、イラクの軍事能力は「湾岸戦争時よりもかなり弱まっているようだ」と指摘し、イラク攻撃開始となった場合、「米軍の用意は万全だ。米軍と同盟諸国は必ず勝利する」と述べた。