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(回答先: 権力の父子継承へ布石 アゼルバイジャン国民投票 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 8 月 25 日 18:51:53)
08/25 18:04 憲法改正で父子継承に道 アゼルバイジャン国民投票 外信28
【モスクワ25日共同】二十五日のインタファクス通信によると
、アゼルバイジャンで二十四日に実施された憲法修正の賛否を問う
国民投票で、投票総数の97%が修正を支持した。反対は2・9%
だった。
修正憲法下では、大統領が職務を遂行できない場合、大統領代行
は議会の議長ではなく首相となる。
七十九歳と高齢で健康不安を抱えるアリエフ大統領が、長男のイ
ルハム氏を首相に任命し、権力の父子継承の可能性を探るとの見方
が強まっている。
修正項目は三十カ所以上に達するが、ほとんどが政権に有利に作
用するとみられ、一九九三年から大統領職にあるアリエフ氏が、長
期政権で緩んだ政治基盤を強化した形だ。
憲法修正の結果、大統領選挙の当選ラインは従来の三分の二から
過半数へと下がる。議会選挙も比例代表制が廃止され、全面的に小
選挙区制となる。
野党陣営は、投票の公正さに疑問があるとしてボイコットを呼び
掛けていた。
同国の政治情勢は、カスピ海の資源開発にも大きく影響するため
、欧米諸国はアリエフ政権に街頭デモ規制など強権体質の改善と民
主化推進を求めている。
(了) 020825 1803
[2002-08-25-18:04]