現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
08/24 21:33 権力の父子継承へ布石 アゼルバイジャン国民投票 外信79
【モスクワ24日共同】アゼルバイジャンで二十四日、健康状態
が悪化しているアリエフ大統領(79)から長男への権力継承の布
石とみられる憲法修正について国民投票が実施された。
一九九五年制定の現行憲法では、大統領が職務を遂行できない場
合、議会の議長が代行となるが、修正案では大統領が任命する首相
が代行となるよう変更するもので、修正はほぼ確実な情勢。
旧ソ連政治局員で九三年から現職のアリエフ大統領は、長男の政
治家イルハム氏(40)を首相に任命、自らの引退などで同氏への
権力継承が可能となる。
イルハム氏は、与党「新アゼルバイジャン」の副党首で、国営石
油会社の副社長を兼任。父に比べ、政治手腕には疑問の声も強い。
国民投票では、このほか(1)議会選挙で比例代表制を廃止(2
)大統領選挙で当選ラインを投票総数の三分の二から過半数に引き
下げる―などの憲法修正も提起されている。
(了) 020824 2133
[2002-08-24-21:33]