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【ロンドン25日共同】
25日付の英日曜紙サンデー・タイムズは、サウジアラビアが同国を攻撃しない見返りとして国際テロ組織アルカイダのリーダーとされるウサマ・ビンラディン氏やアフガニスタンのタリバンに対し、2億ポンド(約364億円)の資金を支払っていたと報じた。
テロ組織の訓練費用になっていた可能性があり、同紙は「米国とサウジの緊張関係を助長する事実」と伝えている。
タイムズ紙によると、資金提供は米中枢同時テロの犠牲者がサウジ王族を相手に起こした損害賠償請求訴訟に関連した資料で明らかになった。サウジ王室は、1995年に起きた爆弾テロ事件など、イスラム原理主義の過激派が米軍のサウジ駐留と王族支配に反発する動きを警戒。攻撃を防ぐためビンラディン氏への資金援助を決めた。
訴訟資料によれば、1996年にパリ、98年にはアフガニスタンのカンダハルで、サウジ王室関係者とビンラディン氏やタリバン側が接触、サウジを攻撃しない見返りに資金や原油を提供することで合意した。 (11:02)