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(回答先: Re: グアムの空軍力強化へ、中国警戒で米太平洋軍 投稿者 新規投稿 52 日時 2002 年 8 月 24 日 12:50:22)
米太平洋軍のウィリアム・ベガート空軍司令官(大将)は23日、グアム島の空軍力を強化するための議論を国防総省で進めていることを明らかにした。同島のアンダーセン空軍基地に爆撃機や戦闘機、空中給油機などを再配備することを目指しているという。再配備が実現すればベトナム戦争以来となり、沖縄の米軍の将来に何らかの影響を与える可能性もある。
会合のためワシントンを訪れた同司令官が、国防総省で、一部の記者に語った。
AP通信によると、同司令官は国防総省による「4年ごとの戦略見直し」(QDR)が昨年、アジア重視を打ち出したことに触れ、「グアム島への戦力の再配備を意味していると私は受け止めている」と語った。「アンダーセン空軍基地は、飛行機を持たない最もすぐれた基地だ」とも述べ、同基地を活用すべきだとの見方を示した。
そのうえで、空軍が中心となって爆撃機や空中給油機、輸送機などの配備を検討。開発中の戦闘機や無人偵察機の配備の可能性も探っていることを明らかにした。
昨年10月に公表されたQDRは、アジア太平洋地域の安定を脅かす可能性がある「地域大国」との表現で、中国を警戒。この地域における米軍の存在感を堅持することの重要性を強調した。
アンダーセン空軍基地は、ベトナム戦争時にB52爆撃機などが配備されたが、その後、戦力は撤退。いまは給油地として利用されている。
(11:05)