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(回答先: Re: でも、やっぱり言うべき事はいわないと。 投稿者 Silent Tears 日時 2002 年 8 月 23 日 19:32:43)
なぜなら。
彼等が知っている「日本」も、「日本人」も、現実には存在しないから。
彼等が「知っている」日本人は、彼等が頭の中で考えた、架空の存在だから。
彼等が求めているのは謝罪ではないかも知れない。
日本人が、彼等が思う通りの存在であって欲しい。或いはなって欲しいのかも知れない。
でもそれは無理だ。
我々は、我々以外にはなれないから。
自分達とは異なった思考パターンを持つ人々が世界中にいるのだということを。
そのことに気付かない限り、韓国の人達が日本を客観的に観察し、理解する事はできないだろう。
だから、この論争は永遠に続く。
人は、分かり合うことが出来るだろうか?
出来ないと思う。
「分かり合える」と思うと、人は我儘になる。
分ってくれるはずだ、と自分の気持ちを相手に押し付けてしまう。
むしろ分り合えないと思うからこそ、
「どうすれば分かり合えるか?」を考えるのではないか。
そう思うことも、日本でしか通用しない独りよがりの考えかも知れないけれども。