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(回答先: 彼も覚悟の上でしょう 投稿者 どうすりゃいいんでしょうかねぇ 日時 2002 年 8 月 23 日 12:51:10)
チョン氏の熱意は分ります。
でもやっぱりおかしい。彼の歴史観は朝鮮半島の、百済を中心に見たものなんですね。
当時の日本列島には、百済王朝が滅亡する前から新羅、高句麗の他中国、東南アジア、インド、インドネシア、と各地から人々が集まり、皇室を始め現在の日本の文化と国民性の基となりました。
(例えばお祝い事に使う赤飯の元祖である赤米はインドネシアからきたものですね。)
また、壬申の乱に勝って皇位についた天武天皇は母親が新羅系帰化人だった、との説もあります。
別に「百済の王族の出」にこだわる必要はないのです。
別に考えるところもあります。
産業革命時代のイギリスのヴィクトリア女王の母親はドイツの国王に次ぐ大貴族の出身でした。
だからと言ってイギリスの王室はヴィクトリア女王から始まった訳ではありません。
チョン氏の主張をそのまま認めてしまうと、それ以前には日本には王を名乗るべき人物は存在せず、百済によって天皇の権威が与えられたことになります。
韓国の人達は、アジア各地から日本に集まってきた民族の中で、自分達の先祖が最も優秀だったと考えているのでしょうか。
それではアジア諸国の人達の歴史をも辱めることになる。
韓国国内で言うのは勝手ですが、自分等で勝手に作った歴史を他国に押し付けるのは止めてほしい。
そして拒否されたからと言って、すぐに「日本人は真実を認めない」と叫ぶのは止めて欲しい。
そんなことを続けていたら、韓国はどこの国からも相手にされなくなってしまう。
・・・戦前、アジア各地に進出した日本人が現地に昭和天皇の写真を持ち込み、礼拝するよう強要したのと同じ事をいま韓国がやっている。
そう思うのは自分だけでしょうか。
天皇家はどこからきたのか。余りにも候補が多すぎて特定する事は出来ません。
「どの説も全部正しい」としか言えない。
だからと言って、
「否定される証拠も無いのだから、自分達の説が正しい」、と
百済王族説を押し付けられても困ります。
チョン氏の主張に対してははっきりと拒否するべきでしょう。
一番まずいのは「何も言わない」ことです。
それでは相手の主張も「黙認」することになりますから。