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(回答先: 書評 アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか〔産経新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 8 月 20 日 22:02:20)
1カ月ほど前にこの本を紹介しましたが、その時は、あまりレスがなかったのですが、今回はけっこう、話題になっているようですね。米国裏面史ともいえる内容のうえ、9.11アタックがらみの陰謀説も紹介していて面白い本です。特にダブヤ家がずっと親ナチだ、という指摘は、現在のダブヤ君の動向を見るうえでも、参考になります。それにしても、日本ではまだ翻訳されていないフランスの「9.11陰謀説」のベストセラーも朝日新聞が紹介するなど、9.11裏面史も日本のマスメディアにも(書評のような形であれ)露出してきましたね。
ついでにと言っては何ですが、どうもイラク攻撃は無理になったようです。スコウクロフトがウォールストリートジャーナルにイラク攻撃構想批判を書いたことでダブヤがビビリ始めたようですね。ダブヤにすれば、スコウクロフトの背後にダブヤパパやベーカーの意向もある、と読んだようで、ラムズフェルドやウォルフォビッツらが焦っているようです。パウエルもなかなかしぶとい。もっとも、最終目的が明確でない戦争など「破滅への道」でしかないわけで、制服組軍人が反対するのは当たり前です。別にラムズフェルドやウォルフォビッツがバクダッドに攻め込むわけではありませんしね。ウクライナはイラクに(金欲しさもあって)ガンガン武器を売っているようですし、ロシアや中国も秘密チャネルでイラクと接触しているようですね。フセインはロクな奴ではないでしょうが、別に米国が世界の悪党指導者を打倒する国際裁判所でも何でもないわけですから、ウォルフォビッツらにフセインの悪行を山ほど吹き込まれて頭に血がのぼっていたダブヤも頭を冷やし初めているわけでしょう。ダブヤ君も一度、クラウゼビッツの「戦争論」くらいは読んだほうがいいでしょう。どうせ、ハーバード時代には読んでいないのでしょうから。
ついでのついでに、10日間ほど米国へ行っていました。もっとも訪れたのは、ニューヨークでなく、アトランタとマイアミでしたが、まあ、それほどの緊張感は感じませんでしたね。空港のボディチェックが以前より、やや、厳重になっている程度です。ちょうど滞米中にスコウクロフト発言があり、テレビでもある程度取り上げ、ABCテレビの「ナイトライン」では、討論会もしていましたが。米国では、最近、未成年者の誘拐事件が多発しているようで、キッドナッピングの報道の方がずっと目立ちました。それと、黒人街などでは、「ロングライブオサマ」(オサマよ長生きしてくれ)といったイタズラ書きを何度か目にしました。貧困層の間では、米国人といえども、オサマへの共感があるようです。