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11日付の英日曜紙メール・オン・サンデーは、同紙のコラムニスト英与党・労働党のジョージ・ギャロウェー下院議員がフセイン・イラク大統領と会見した、と報じた。大統領は「我々は英国に敬意を払っているのに、なぜ敵対するのか」と述べ、イラク侵攻を企図する米国に追随しないよう進言したという。
同議員は会見の場所は特定できないとしている。バグダッドのホテルから迎えの車を5回も乗り換え、着いたのは目立たないビルだった。高速エレベーターに乗せられ地下深くに降下。花を飾った明るい部屋で、大統領に迎えられたという。
大統領は健康そうで、「米国が攻めて来るなら迎え撃つ用意がある。路上や屋根の上でも戦い、決して降伏しない」と発言。「イラクが大量破壊兵器を隠し持っているというなら、ブレア英首相は今すぐ専門家を派遣して調べてほしい」と訴えた。「専門家が到着する前に、兵器を別の場所へ移してしまうのではないか」とただすと、「ばかばかしい。10年前の査察技術でも兵器の存在は確認できるはずだ」と応じた。
首都では、官庁も地下へ仕事場を移しており、大統領警護隊や陸軍の動員が進んでいたという。ギャロウェー議員は長年イラクに対する経済制裁の解除を主張。93年にも、フセイン大統領と会見している。
(12:24)