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(回答先: Re: 米英工作員がイラクで活動 年末にも地上侵攻と英紙報道 共同 投稿者 13代目 日時 2002 年 7 月 13 日 23:05:31)
アメリカ軍としては、要するに、またアフガンモデルの踏襲みたいだね。しかし、アフガンで北部同盟を利用した事は、逆効果になったはずなのだね。これは、今月のアフガン副大統領暗殺事件でも、はっきり判ってきたはずなのだがね。アメリカとその衛星諸国の「ブレーン」には、どうも脳味噌が不足しているみたいでね。戦争も、失敗を運命付けられているようだね。
アフガンで起きた事で記憶に新しいのが、反政府勢力を支援する為の資金援助のはずが、逆に政府軍に没収される結果となった事だね。アメリカとイギリスの特殊部隊と情報機関がイラクでやろうとしているのは、これと同じ事だろうね。それは、成功するとは限ら無いね。そもそも、自分の失敗に向きあう事の出来ない軍事集団が、成功するとは思え無いのだね。
そして、イラク軍の再建問題もあるね。経済制裁にもかかわらず、イラク軍は再建を果たしたと言うイラク政府の発言が記憶に新しいのでね。更に問題な事には、アメリカ政府が今年度すでに、財政赤字になるという見通しが出たと言う事だね。赤字財政を抱えながら、アフガンばかりかイラクでも大戦争をするというのは、不可能みたいだからね。
山本五十六ならずとも、アメリカ国防総省は、「一年くらいは暴れて見せる」と言う事は出来るだろうね。しかし、その後の事は、予測もつかないみたいだ。それは、アフガンについても言える事だね。アフガンだけでも泥沼化しているのに、更にイラク侵攻を計画し、しかもそれが大軍を投入した正規戦となる計画だと言うのは、どうも正気とは思え無い話だろうね。戦争屋が正気だと言うのも、形容の矛盾だろうがね。
しかし、アメリカの経済情勢が悪化の一途を辿っているのは、間違いが無いね。失業率も上がったしね。また、今週のドル売りと株価暴落を見ても、アメリカ政府に大軍を投入しての正規戦を長期間継続する資金力があるとは、考え難いのだね。一年くらいは、暴れてみせる事は出来るだろうがね。そして、そろそろ「911」からでさえ一年になるのだから、その先は保証の限りで無いね。
そこでアメリカは、日本の小沢一郎や小泉純一郎のような「前歴有り」の権力者を利用して、日本に軍資金を拠出させるという事もありうる話だろうね。どちらも、既にアメリカの戦争に協力していて、既にその「前歴」がある政治屋だからね。その手の「イラク包囲網」が、日本政府から発表されないとも限らないね。海賊行為も厭わない小泉のような危険な政治屋は、その口利き疑惑を追及して退陣させてしまうのが日本の安全の為だという所以だね。
しかし、アメリカ経済が今週見せた自信喪失劇は、アフガン侵攻と世界戦争戦略の発動によって、アメリカ経済が破綻の瀬戸際に追い詰められた事を証明したみたいだね。まだ、911から10ヶ月ばかりに過ぎ無いのだがね。もっとも、アメリカが進める秘密戦争の類は、それ以前からコロンビア、イスラエル、インドネシアやユーゴスラビア、中央アジアエトセトラと世界中に広がっているのだから、戦費負担過重になるのは時間の問題だったろうね。
となると、今後は、もはや日本やドイツにでもおんぶするしかないね。日本政府が、債務不履行や「ハイパーインフレ」の瀬戸際にあってなお、戦争資金拠出をするかどうかが問題になるがね。戦費援助を始めれば、日本経済もアメリカ同様の破綻の道を進む事は間違いが無いだろうがね。