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ここまで北朝鮮がらみの事件が続くと考えさせられる。しかもほとんの場合米軍が情報源である。
イラクは、あるいはサダン・フセインはアメリカにとって危険だがすぐにアメリカにミサイルを打ち込める状態にはない。しかもヨーロッパが断固反対している。
イランやイラク、パキスタンにミサイル技術を売ったのは主に北朝鮮である。元をたとればロシアが中国に技術移転し、中国が北朝鮮にさらに技術移転し、北朝鮮が外貨獲得のためにミサイル技術を世界中に売っているのである。
先のサミットでアメリカはロシアを完全にとりこんだ。北朝鮮をたたいても不平をいうのは中国だけである。中国がなおも北朝鮮を指示するならテロリスト支援国家を支援する国家はやはりテロリスト支援国家だという理屈で中国に対し経済制裁することも可能だ。
現在アメリカの最大の貿易赤字国は中国である。ところが中国製品は貧困層が多く支持しているために政治的に赤字をへらせという圧力をかけることができなかった。
ところがテロがらみなら話は違う。中国製品に高い関税を課したとしよう。そうすると日本、韓国、東南アジアからの輸入が増える。貿易赤字の主体が日本に戻ればクリントン時代のUSTR方式で赤字を減らすことができる。例えば米以外の農産物の完全自由化だ。そうしたシナリオはありえないか?