現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 米が西岸侵攻を全面的に容認 中東政策発表さらに遅れも 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 6 月 22 日 19:34:22)
【エルサレム22日=当間敏雄】
イスラエルのアモス・ヤロン国防次官は22日、テロへの対抗措置としてパレスチナ自治区を「再占領」するとした政府方針について「軍はパレスチナ(自治区)のすべての町に入り、テロが停止するまで駐留することになろう」と述べ、自治区全域を事実上の占領下に置く可能性を示した。
イスラエル放送とのインタビューで明らかにしたもので「必要なら(ヨルダン川西岸とイスラエル領を分離する)フェンスが完成するまで留まる」と指摘。さらに、「パレスチナ住民の民生への対応が必要になったら、これについても協議する」と述べ、暫定的な軍政の復活も視野に入れていることを示唆した。
ベンエリエザー国防相は20日、「永久に再占領することには反対する」と述べ、永続的な形での軍政復活の意図がないことを示していたが、発言は、中道左派・労働党の党首として党内世論に配慮した色彩が濃かった。これに対し、国防次官の今回の発言は、シャロン首相の意向や、軍・国防省内部の空気を反映していると見られる。
(6月22日19:56)