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印パは互角では無いのだね 投稿者 WW 日時 2002 年 6 月 07 日 03:02:23:

(回答先: 印パ核戦争のシナリオ〜日本軍事情報センター(神浦元彰氏)の軍事最新情報より 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 06 日 12:05:17)

印パ紛争が、本物の核戦争になるかどうか。それは、微妙らしいね。核大国の米英中露が調停に腐心している事からしても、本当に「核の脅威」を心配しているのかは疑問なのだね。何しろ、あれ程、「無辜の民衆」を平然と殺戮している戦争狂たちであるのだからね。彼等が、今になって戦争核の脅威を煽っているのは、別の目的があるらしいね。

>しかし今回は核兵器がある。
これは、一般に言われている事だね。パキスタンが核爆発実験に成功した事も、事実でね。パキスタンのミサイル発射実験は、最近も実施されている。だが、パキスタンが、実際にミサイル搭載用の核弾頭を開発できたかどうかは疑問らしい。印パ双方の核戦力「推計」データは、各種あるようだがね。

カシミール紛争が激化する中で、パキスタンは国際世論を無視したミサイル実験を強行した。しかし、これがミサイル開発の完成を意味するとは言い切れないらしい。つまり、インドは核ミサイル攻撃の準備もできているが、パキスタン軍の現実はそうでも無い。そうなると、印パは、通常戦力においても核戦力においても、互角とは言えないのだね。

そのパキスタンが、人口10億人の大国インドと、これ程までに対立を続ける理由が問題だろうね。その理由は、独裁者ムシャラフの権力基盤が、軍事力に過ぎないという事なのだがね。その手の国だから、アメリカにとっては、アフガン戦争の「出撃基地」となり得るのだね。

しかし、その手の国は、出撃基地としてさえ不安なのだね。アフガン戦争の開始直後に、イランが、アフガンの西でタリバンゲリラの聖域を提供しているという問題が出たばかりだ。そして今度は、アフガンの東で、パキスタンという「ドミノ」が動揺しているのだね。

パキスタンのイスラム過激派は、2001年にインド国会まで襲撃したとされているのだから、カシミールを巡るインド政府の対決姿勢は、当時から予想された事だ。そして、印パ紛争が激化すれば、パキスタン軍は、アフガン国境から東部に兵力を移動せざるを得なくなる。その結果として、アフガン国境のパキスタン軍プレゼンスが激減する結果になるのだね。

これが、パキスタンとアフガニスタンを巡る軍事問題だね。この情況が長く続けば、アフガニスタン東部で、タリバンゲリラが支配力を増すのは言うまでも無いのだね。どうやら、この印パ「核戦争」問題も、「ドミノ理論」を証明した事になるだろうね。

6日のNATO首脳会議でも、議題の中心は「カシミール」らしいね。アメリカだけでは無く、NATO全体にとって、また中露にとっても、「カシミール」が今最も恐れている「危機」であるのだね。「カシミール」が、「文明諸国」軍のアフガニスタン支配計画と資源争奪計画を無に帰する恐れがあるのは、間違いが無いのだね。残念ながらと、言うべきかどうかね。

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