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(回答先: 中国が身柄引き渡し要求 北朝鮮住民の庇護権認めず 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 5 月 28 日 23:24:40)
昨晩のNHK「クローズアップ現代」では、わがいい加減な記憶によればこんな感じでした。
・中国・延辺の中朝国境を流れる川は、場所によっては容易に歩いて渡れるほどのところも
ある。北朝鮮側の国境警備も特に厳しい様子はなく、
日常的に何度でも自由往来できる状況。
・北朝鮮側が中国側に送還を要求する対象は、通常、犯罪などの場合に限られる。
・中国に不法滞在する理由は、
「生活苦」「稼ぐため」「親戚の紹介で」が合わせて約8割に達し、
そのほか、「犯罪逃亡」「政治体制への不満」「その他」が挙げられる。
・韓国系亡命支援組織を頼る「企画亡命」は、亡命者の比率としては必ずしも高くない。
一般的な亡命ルートは、ブローカーを頼る方法がある。その仕組みは、
1:約100万円相当の金額を、亡命希望者の親族等を保証人としてブローカー側と契約する。
2:亡命希望者は、亡命後に韓国政府より支給される定着資金(約350万円相当)の中から
ブローカーに支払う。
・中国政府としてはこれらの状況を考慮し、
「亡命支援組織は不法滞在者をそそのかして故意に政治問題化を試みている」として、
取り締まりを強化する方針となった。
・先日の様な、亡命者が大使館へ駆け込む時の様子をTV撮影するやりかたは、
亡命支援組織の一人が思いついたという。