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台湾海峡で中華航空機墜落 225人乗りジャンボ機 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 5 月 26 日 17:55:56:

05/26 01:20 台湾海峡で中華航空機墜落 225人乗りジャンボ機 外信124

 【台北26日共同=渡辺和昭】台湾の台北発香港行き中華航空(
チャイナエアライン)611便のボーイング747(ジャンボ機)
が二十五日午後三時半(日本時間、同四時半)すぎ、台湾南西部の
台湾海峡にある澎湖諸島北東の海上に墜落した。        
 中華航空本社によると、同機には乗客二百六人、乗員十九人の計
二百二十五人が搭乗。日本人はいなかった。墜落現場の海上から百
体以上の遺体が見つかり、六遺体が収容された。生存者はいないも
よう。                           
 中央通信によると、611便に使用予定の機体が他の路線に変更
されたため、タイへの売却に向けて点検・整備中だった事故機が急
きょ代用された。事故機は就航から二十二年八カ月を経た古い機体
だった。                          
 事故当時の天候は良好。台湾のテレビは爆発説や空中解体説も伝
えているが、交通部(交通省)の張家祝次官は「(空中で)爆発が
起きたことを示す形跡は見つかっていない」と述べ、墜落の原因は
不明。事故機が発信した墜落に関する信号をキャセイ航空機二機が
傍受したという。                      
 台湾の交通部によると、同機は午後三時八分、台北国際空港を離
陸し香港に向かっていた。午後三時半ごろ、高度約一万メートルを
飛行中に澎湖諸島北西約十八キロの地点で管制レーダーから機影が
消えた。                          
 中華航空によると、搭乗者の内訳は、台湾の団体旅行客ら台湾籍
の乗客と乗員が計二百九人、シンガポール国籍一人、スイス国籍一
人、香港、マカオ、中国の出身者が計十四人。         
 現場海上では扉など機体の残がいや救命衣が見つかり、燃料の油
が漂っている。現場から東に約五十キロ離れた台湾中部、彰化県の
畑でも機内雑誌の一部やねじなどが見つかった。台湾軍が軍用機や
船を派遣、徹夜で捜索を続けている。             
 中華航空は一九九四年四月に名古屋空港で、九八年二月には台北
国際空港で旅客機墜落事故を起こし、それぞれ二百六十四人、二百
二人が死亡した。今年四月、日本での名称を「チャイナエアライン
」に変えた。                        

(了)  020526 0120              
[2002-05-26-01:20]

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