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(回答先: 印パ:双方の指導者、「戦争」という言葉を使い対決姿勢鮮明に[毎日新聞5月23日] ( 2002-05-23-19:09 ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 5 月 23 日 20:31:01)
インドのバジパイ首相は23日、北部ジャム・カシミール州の夏の州都スリナガルで記者会見し、パキスタンとの緊張関係について「深刻」だと指摘しながらも軍事衝突に至る可能性は低いとの見通しを示した。
しかし、パキスタンのムシャラフ大統領は同日、緊急の特別軍統合参謀長会議を開いた。カシミール情勢をめぐり、核保有国である両国の軍事的緊張は依然続いている。
バジパイ首相は「空は晴れている。時々は雷が落ちることもあるが」と述べ、軍事衝突が差し迫った状況ではないことを示唆した。自制を求める国際的圧力が強まっているのに加え、パキスタンが22日、イスラム過激派のインドへの越境テロ防止に向け対策強化の方針を示したことで、強硬姿勢を軟化させたものとみられる。
パキスタン側はこの日の会議で、インド軍がカシミール地方の実効支配線(停戦ライン)を越えて攻撃してきた場合の対応などを協議した。
実効支配線や国境では23日も両国軍が相互に砲撃を実施。パキスタン軍当局者によると、インド軍による22日夜から23日朝までの攻撃で、女性や子供を含むカシミールの住民5人が死亡、16人が負傷した。
両国の軍事的緊張に対しストロー英外相が来週、両国を訪問するほか、ブッシュ米政権も6月上旬にアーミテージ国務副長官を派遣、偶発核戦争の事態を回避するため説得工作を行う予定だ。(共同)