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05/22 15:59 常に危険と隣り合わせ 韓国NGOの脱出者支援 外信82
【ソウル22日共同】朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から中
国への脱出者の潜伏生活を支援する韓国の非政府組織(NGO)の
活動は亡命者の数が増え始めた一九九○年代半ばから本格化し、日
本をはじめとする各国のNGOとの連携も強めている。
北朝鮮への人道支援を続ける宗教団体や人権擁護団体が宣教師や
僧侶などを派遣。特に脱出者が多いとされる中国東北三省の教会や
宗教施設を中心に支援活動を展開し、中国当局の脱出者取り締まり
で一緒に拘束されることもある。
「当局による監視が日常的に行われ、常に危険と隣り合わせ」(
韓国NGO関係者)という厳しい環境にあるが、関係者によると、
北京では十数カ国、四十人近くのNGOメンバーが外国公館駆け込
みを含む支援活動をしているという。
こうしたNGOの活動について中国政府はたびたび韓国政府に不
快感を伝えており、韓国政府も各NGOに「中国の国内法を尊重し
た活動を」と慎重さを求めてはいる。
しかし、これらNGOの大半は韓国内では亡命者の定着支援で韓
国政府と協力する関係にあり、政府としても脱出者の人権擁護を掲
げるNGOの活動に歯止めをかけにくい立場にあるのが実情だ。
(了) 020522 1559
[2002-05-22-15:59]