現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
昨年9月の対米同時多発テロ攻撃の首謀者とされるウサマ・ビンラディン氏は12月、自らが率いるテロ組織、アルカイダの構成員に対し、「米国とユダヤ人の権益」を攻撃するため、世界中に分散するよう命じた。16日付の米ワシントン・ポスト紙が伝えた。
この情報は、5月にモロッコ当局と米中央情報局(CIA)の合同作戦で身柄を捕捉された3人のアルカイダ構成員が、モロッコの捜査官に供述した内容に基いている。3人はサウジアラビア国籍で、アフガニスタン脱出後、ジブラルタル海峡を航行する米英軍の艦船に爆弾を積載した高速ボードで体当たりする自爆テロを遂行するため、モロッコ入りしたという。
モロッコの当局者は、パキスタン・カラチの米総領事館付近で14日に発生した爆発事件を含む最近の一連の攻撃に、ビンラディン氏が関与している、としたうえで、捕捉された構成員の供述、およびその他の証拠から、アルカイダの指導層が引き続き指令を送っている、と指摘した。
さらに、これまでのモロッコによる発見や他の情報機関とのコミュニケーションがことごとく、ビンラディン氏の生存を示唆している、と述べたという。