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(回答先: 日ノ本ノ国の威信:世界に見せた[亡命]、カメラが待機し詳細を配信 「YOMIURI ONLINE」 投稿者 ほくめん 日時 2002 年 5 月 09 日 22:30:19)
総領事館駆け込み:
「ウィーン条約に沿ったもの」 中国が反論
【北京・坂東賢治】中国の武装警察官が瀋陽の日本総領事館に侵入し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の住民を連れ去った問題で、中国外務省の孔泉報道局長は9日の記者会見で「領事関係に関するウィーン条約の規定に沿ったものだ」と述べ、同条約違反として抗議している日本の見解に真っ向から反論した。
武装警察官の行為を正当化し、住民の引き渡しなど日本側の要求にも応じない姿勢を明確にしたもので、この問題をめぐる今後の日中間の交渉は難航しそうだ。9月に国交正常化30周年を迎える日中間の交流にも少なからず影響を与えるものと見られる。
孔局長は「ウィーン条約の規定によれば、大使館や領事館の受け入れ国はあらゆる適当な手段を使って大使館・領事館が侵入や損害を受けないように保護する特殊な責任を負っている」と指摘した。
その上で「世界的な反テロリズムという情勢下において、中国側の警察官が日本の総領事館に不法侵入した身分不明の人間を連行したことは総領事館の人員の安全を守ろうとする考えによるものだ」と述べ、「ウィーン条約の関連規定に合致する」と強調した。
孔局長はさらに「中国側が勝手に他国の領土に侵入したという言い方は成立しない」と述べ、保護のための領事館への立ち入りは認められるとの見解を示した。
連行された北朝鮮住民の身元がはっきりすれば、北朝鮮に送り返すのかとの質問には「仮定の質問には答えられない」とだけ答えた。
[毎日新聞5月10日] ( 2002-05-10-00:12 )