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(回答先: 米国の和平提案、イスラエル閣議 受諾 「YOMIURI ONLINE」 投稿者 ほくめん 日時 2002 年 4 月 29 日 01:46:46)
パレスチナ自治政府のアラファト議長は28日夜、議長の監禁解除に向けてブッシュ米大統領が示した妥協案の受け入れを表明した。自治政府当局者が明らかにした。
イスラエルは同日の閣議で、同案受け入れを決めており、議長が監禁下にあるヨルダン川西岸ラマラの議長府周辺に残る軍部隊が近く撤退、監禁解除が実現する見通し。
ブッシュ米大統領も28日、妥協案をイスラエル、パレスチナ双方が受け入れたことを確認した。
イスラエルは3月末の自爆テロを受けて、「議長を孤立させる」ため議長府を戦車などで包囲していたが、米国の調停の結果、議長府を舞台とした1カ月にわたる攻防に終止符が打たれることになった。
監禁解除が実現すれば、軍が包囲する西岸ベツレヘムの聖誕教会内に立てこもったままの武装パレスチナ人の投降問題が、最後の焦点となる。
米英両国の領事館当局者が28日夜、議長府を訪問し、議長に妥協案の詳細を説明、議長がこれを受け入れた。
妥協案は、イスラエル観光相暗殺事件などの犯人ら6の身柄をパレスチナ側の刑務所に収監して米英が監視する代わりに、監禁を解除し、議長の自由な移動を認めるとの内容。
イスラエル政府報道官は28日、6人が収監され次第、議長を解放すると言明。AP通信によると、自治政府のアベドラボ文化情報相は、30日にも監禁が解かれるとの見通しを示した。自治政府は29日午後、「技術的な細部」について米英当局者と詰めの協議を開始する。
イスラエルはこれまで、6人の同国への身柄引き渡しが監禁解除の条件としてきたが、米妥協案を受けて方針を転換した。(エルサレム共同)