(回答先: 中東情勢:パレスチナ、「ガザ移送」提案 聖誕教会ろう城で[毎日新聞4月23日] ( 2002-04-23-22:13 ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 23 日 22:28:23)
【カイロ=松尾博文】
パレスチナ自治区のベツレヘムにある聖誕教会にパレスチナ人がろう城を続けている問題で、イスラエルとパレスチナ自治政府の代表が23日、直接交渉を開始した。同地での3週間にわたるイスラエル軍とのにらみ合いの打開を目指す。交渉は聖誕教会に近い市内の施設で実施。パレスチナ側から自治政府の議会にあたる評議会メンバーらが、イスラエルから軍関係者が、それぞれ出席した。
イエス・キリスト誕生の地とされる聖誕教会には今月2日からパレスチナ人約200人が立てこもり、なかにはイスラエルが手配中の過激派を含まれているとされる。イスラエル軍は過激派の投降か国外追放を条件として要求、ヨルダン川西岸の他都市から撤退後も包囲を続けている。教会内には約30人の修道士らも残っており、食料や水が底をつきつつある。双方は断続的に銃撃戦を続けており、調停工作を続ける米国もアラファト自治政府議長の監禁が続くラマラとともに聖誕教会問題の平和的解決を強く求めている。