(回答先: カトリック神父相次ぎ追放 ロシア、法王庁が批判 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 4 月 21 日 21:57:32)
04/22 20:49 肩書に「樺太」使用と指摘 神父追放でロシア正教会 外信97
【モスクワ22日共同】ロシアで布教していたカトリック教会の
ポーランド人神父らが事実上の国外追放措置を受けた問題で、ロシ
ア正教会モスクワ総主教のチャプリン副報道官は二十二日、インタ
ファクス通信に対し、神父が「自らの肩書を樺太(担当)としてい
る」と指摘、追放はやむを得なかったとの見方を示した。
神父は東シベリアとサハリン州の布教を担当していたが、自らの
担当教区としサハリン州でなく日本領時代の「樺太」の地名を使っ
たことが正教会の怒りを買ったようだ。
神父は今月、いったん海外に出た後、ロシア当局に再入国を拒否
され、カトリック教会の勢力拡大を恐れる正教会の意向にロシア政
府が配慮したとの指摘が出ていた。
駐ロシア・ポーランド大使は同日中にロシア外務省に、神父追放
の理由について説明を求める。
副報道官は、追放は「国家の決定」で、正教会とは関係ないとの
立場を強調した。
(了) 020422 2048
[2002-04-22-20:49]