【CJC=東京】
パレスチナ情勢をめぐる英国内の議論が、「イスラエル非難」へ転換の動きを見せている。イスラエル軍によるジェニン難民キャンプの虐殺疑惑報道を機に、英議会や主要報道機関から、「侵攻はイスラエルの戦争犯罪」などとする指摘が相次いでいる。
17日付けのガーディアン紙は、「真実を求めた戦い」と題した社説の中で、「イスラエルの軍事行動には、戦争犯罪の恐れがある」と繰り返し指摘した。
インデペンデント紙は、「廃虚の中に戦争犯罪の証拠」とする記事で、住民の証言などを基に、「大量殺りく」の可能性に言及、「イスラエルの戦争犯罪が暴かれた」と非難した。