(回答先: テロ認める新たなビデオ、アルジャジーラ放映(産経新聞) 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 4 月 16 日 02:24:23)
本日(4・16)午前NHK衛星1で放送された「BBCニュース」は、アルジャジーラTVが放送したビン・ラディン氏の新しいビデオについて、ラムズフェルド国防長官が、「誰がやどういう目的かはわからないが、あのビデオは偽造されたものだと思う」と記者会見で述べたことを報じた。
さらに、ビデオは、複雑な経路をたどってパキスタンにあるアルジャジーラ支局に5日前に届けられたとも報じた。
また、アルジャジーラTVは、ビデオについて、9・11にビンラディン氏やアルカイダが関与していた新しい証拠だと語っているとも伝えた。
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「BBCニュース」と「ZDFニュース」が、アルジャジーラが放送したというビンラディン氏の新しいビデオを流した。
内容は、9・11空爆テロの実行犯とされるサウジアラビア人の決意表明シーンとビン・ラディン氏がザワヒリ氏が屋外で並んで座って話をしているもので、9・11のWTC炎上シーンが挿入されていた。
決意表明シーンは、カブール陥落後にアルカイダの隠れ家で見つかったパソコンに入っていたとされた決意表明シーンと同じもので、ビン・ラディン氏とザワヒリ氏が屋外で並んで座っているシーンも、ビン・ラディン氏が頭に白い頭巾(ターバン風のものではなく後ろに四角く布が垂れたもの)を被っているもので昨年末か今年始めに既に放送された記憶があるものだった。(BBCは、9・11後の9月25日頃までに撮影されたものではないかと説明していた)
そのビデオでは、9・11について、ザワヒリ氏が「祝福する」と語っているシーンがあったという。(ZDFだったので、アラビア語で話しているものをドイツ語に通訳し、それをさらに日本語という過程)
ラムズフェルド国防長官が、「偽物説」を表明したのは賢明である。
あれを「本物」とし9・11空爆テロ関与の証拠とすれば、ブッシュ政権が主張するあらゆる“証拠”に疑念をもたれることになるだろう。
あのブッシュ政権も、自分たちが“敵”だと考えている相手が不利になることならなんでもOKという「産経新聞」とは少しは違うようだ。
アルジャジーラTVも、米軍に巨大空軍基地を提供しアフガニスタンへの出撃を許可しているカタールの王族(皇太子?)が出資し、BBC出身のスタッフが運営していることが“現象”してきているようだ。