(回答先: 外相の中東派遣を検討 ロシア大統領府〔朝日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 06 日 21:10:48)
【エルサレム井上卓弥】
イスラエル軍は6日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ナブルス、ジェニンの難民キャンプと近郊の村に武装ヘリや戦車で攻撃を加え、パレスチナ過激派の掃討作戦を継続した。パレスチナ赤新月社によると、西岸主要都市への大規模侵攻が開始された先月29日から6日未明までに、パレスチナ人の死者は79人、負傷者は174人に上った。
イスラエル放送によると、各地の難民キャンプではパレスチナ武装集団が徹底した反撃に出ており、銃撃戦でのイスラエル兵の死傷者も増加しているという。同軍司令官は6日、自軍から死者3人、負傷者12人を出した5日夜のジェニンでの戦闘について「パレスチナ側は準備を整えており士気も高かった」と述べ、一連の侵攻作戦が難航していることを示唆した。
一方、イスラム原理主義組織「ハマス」は同日、イスラエル軍がジェニン近郊トゥバで幹部ら6人を殺害したことに対し、報復テロの実行を宣言した。
[毎日新聞4月6日] ( 2002-04-06-22:01 )