(回答先: アラブ諸国が強硬「対決論」台頭、対イスラエル〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 01 日 23:11:32)
アラブ連盟のムーサ事務局長は1日、エジプトとヨルダンがイスラエルへの抗議措置を取る可能性があると表明した。アンマンの外交筋によるとヨルダン政府は、イスラエル軍のパレスチナ自治区侵攻が続けばイスラエル大使の国外追放を含む措置を検討しているという。アラブ諸国の中では両国だけがイスラエルと国交を結んでいる。
イスラエル軍がパレスチナ自治政府のアラファト議長の議長府を直接攻撃した先月29日以来、エジプトのカイロをはじめ主な都市で学生を中心にデモが続き、1日も各地で数千人が集まった。集会ではムバラク大統領に対し、イスラエル大使追放、アラブ首脳会議が28日に採択したイスラエルとの和平提案拒否などの要求が掲げられた。
ヨルダンでは1日、イスラム政党イスラム戦線が「イスラエルの暴挙に対するアラブ諸国の沈黙」を非難し、経済関係の断絶などを求める声明を出した。レバノン北部のトリポリでは31日、2万人以上という、当地ではかつてない規模の抗議デモがあった。(21:00)