(回答先: チェイニー副大統領7ヶ国目のバーレーンで初めて「イラク攻撃」支持を取り付ける [ABCワールドニュース] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 3 月 18 日 19:19:04)
横レス失礼いたします。
あっしらさまの書き込み、よく拝読させて頂いております。特にBSでの世界各国のニュースについての書き込みは参考になります(四六時中ご覧になってるのですか?)。
さて、ちょこっとこのチェイニー(チェニーと言う呼び方の方が正確という意見もあるらしいけど)の中東歴訪については少しうがった見方も出来るような気もします。パレスチナ情勢が緊迫していた今の時期に中東諸国を歴訪したところで、イラク攻撃への支持がなかなか取り付けられないことくらい(例えアメとムチを使ったところで)ことくらい素人目にも分かりそうなことです。それなのに何故あえて今、歴訪を強行したのかが腑に落ちないところがありました。
ドメル将軍さまがお書きになっている「アフガニスタンジハードニュース」他を信用するとなると少しは話が見えてくるような気もします。即ち「アナコンダ作戦」なるアフガン東部での掃討戦は米軍発表によるところの「アルカイダをほぼ掃討し終え成功」ではなく、米軍側が多数の捕虜を取られるほど苦戦したためやむなく撤退した「失敗」だった(かつての日本軍が、体面のため「撤退」を「転進」と言い換えたことを彷彿とさせます)だったとしたら合点がいきます。
米軍側としては18名くらいが本当に捕虜となっているとなると、うかつに手を出せないが故に撤退。
→表沙汰にはできないが、無論それらの兵の解放を勝ち取らねばならない。
→アルカイダ(とされているアナコンダ作戦での敵手:実際はアルカイダではなく、地元の武装勢力で米軍や暫定政権に楯突いていた勢力という説も)に対して影響力を行使できるところへの捕虜釈放を求める働きかけが必要。
という風なことは考えられないでしょうか?
米軍大本営発表により「勝った」ことにしているがために自縄自縛に陥り、捕虜をとられたことを表沙汰に出来ないが故に中東歴訪により打開策を探ろうとしたとすればある程度納得できる気もしますがいかがなものでしょうか?
無論、この推測も自ら検証したものに立脚したわけではない「砂上の楼閣」に過ぎないことは重々承知の上ですが。