(回答先: アルカイダがアブハジア自治共和国で活動している=グルジア政府(ロイター) 投稿者 えーてる 日時 2002 年 3 月 08 日 11:32:05)
03/08 18:33 民族問題解決に利用も 米軍支援でグルジア国防相 外信69
【トビリシ8日共同】グルジアのテブザゼ国防相は八日、トビリ
シ市内で共同通信と会見し、米軍の支援で創設される対テロ特殊部
隊について、独立を主張するアブハジア共和国などの問題が「平和
的に解決できず、領土の一体性が保てない事態」に陥った場合には
、投入する可能性があることを明らかにした。
米国がグルジアへの特殊部隊派遣を表明して以降、国防相が日本
メディアとのインタビューに応じたのは初めて。
米軍は同国東部パンキーシ渓谷に潜むテロリストの掃討をにらみ
、約二百人の部隊を派遣、グルジア軍の訓練や装備供与を行う方針
。しかし国防相の発言は、これを国内の民族問題の解決に゛転用″
する可能性を示したもので、米国は微妙な対応を迫られそうだ。
国防相はまた、今月末に米軍の工兵部隊が準備のため到着し、訓
練が本格的に始まるのは四月半ば以降との見通しを示した。
パンキーシ渓谷の状況について国防相は、テロ組織アルカイダと
関係する人物が潜伏する可能性はあるとした上で「何も劇的なこと
は起きていない」と指摘。「米軍支援も、具体的にパンキーシに向
けたものではない。米側も軍事行動の実行を求めていない」と述べ
、必ずしも軍事作戦が必要とは限らないとの認識を示した。
また将来的な北大西洋条約機構(NATO)の加盟に向けて今回
の米軍支援の受け入れが「NATOの水準に近づく」ための一歩に
なると語った。
(了) 020308 1833
[2002-03-08-18:33]