(回答先: パレスチナ:ナブルスを制圧 イスラエル軍[毎日新聞4月9日] ( 2002-04-09-11:31 ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 09 日 11:49:43)
パレスチナ調停で中東などの歴訪を開始したパウエル米国務長官は8日、最初の訪問国モロッコのアガディールでモハメド国王と会談した。現地から伝えられた情報では、国王は握手しながら長官に「まずエルサレムに行くことが重要なのでは?」と尋ねたという。
パウエル長官がイスラエルのシャロン首相と会うのは今週末の予定。ブッシュ米大統領が、パレスチナ自治区に侵攻したイスラエル軍の撤退を求め、長官の派遣を決めてから1週間以上も後になる。アラブ側には、イスラエルが作戦を思い通りに実施するまでの時間稼ぎという疑念があり、国王の質問はズバリそこを突いた。
長官は同行記者らに、任務を有効なものにするため、アラブ諸国の指導者たちの理解と協力を得ることが大事だと述べたというが、苦しい弁明とも受け取れた。イスラエルが一部撤退を決めたとの情報は、多少の助け舟になったかもしれない。(11:59)