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石原慎太郎氏がその政治的主張を明確にした最初の著書は「NOと言える日本」(盛田昭夫との共著)だった。
今でも石原さんはアメリカに対しNOと言われるのでしょうか?例えばアメリカがイラクに宣戦布告をしたときに、「日本は関係ありません。アメリカだけでやってください」と言うつもりなのか?
今の日本は極端に体力が弱っている。そこでアメリカにNOといえば日本はフィリピンとなるだろう。
ところでこの最も重大な点に関して、石原氏は何の言質もあたえてない。新しい主張もしてない。ということは主張に変わりがないということだろう。
石原氏の議論をするならまずこの「NOと言える日本」はどうなったかを石原氏に確認すべきだろう。
今でもNOというつもりなら日本共産党を中心に支持が集まるだろう。石原氏の政治基盤は日本共産党だったのか?社民党だったのか?石原氏は共産主義者だったのか?意外と心の底ではそうなのかもしれない。少なくとも石原氏は何も明確にしていない。