(回答先: 電磁波障害の発生から治療のすべて (FROM 真相の探求) 投稿者 てんさい(い) 日時 2002 年 4 月 16 日 21:20:08)
題名: 非熱作用の影響
電磁波によってもたらされる影響の内、上記の熱作
用以外の影響によるものを非熱作用といいます。ここ
には、免疫的影響や遺伝子的影響が含まれます。直
接電磁波が癌などの病気の原因とは考えられなくと
も、免疫の働きを低下させたり、遺伝子を破損させ、
正常な細胞分裂を妨げることで癌や白血病、脳腫
瘍、あるいはパーキンソン、アルツハイマー等を誘発
すると思われます。よく知られている電磁波による二
つの重要な影響を説明すると、
1)カルシウムイオンの流出
カルシウムイオンとは、神経の伝達、生殖機能
等に重要な役割を果たしており、このイオンが低
周波の電磁波の影響で細胞内から流出してしま
います。
2)神経ホルモンの減少
脳の中心付近に松果体といわれる重要なホル
モンの分泌や免疫力を維持する器官がありま
す。この器官からはセロトニン、ドーバミン、メラ
トニン等の神経ホルモンが分泌されています。
一方、マイクロ波は球体の中心に集まる性質
があり、携帯電話から放出され脳に吸収された
マイクロ波は脳の中心、すなわち松果体付近に
熱集中点を作ります。この松果体は磁場の変化
に過敏に反応し、そこからのホルモンの分泌が
著しく減少します。これらホルモンの減少は下記
の様な症状を引き起こすとされています。
a) セロトニンは脳内や消化管、血清中に存在
します。このセロトニンが減少するとうつ状
態になり、行動レベルが低下します。そし
て、このことから自殺を増加させるという研
究報告があります。
b) メラトニンも電磁波の影響を受け易く微弱
の電磁波によっても減少するので、携帯電
話からの被曝でかなり影響を受けることに
なります。このホルモンはアメリカでは癌予
防や血圧の降下、若返り等に効くとしてブ
ームになりました。また、腫瘍細胞を抑制し
たり、呼吸をコントロールする働きもあり、こ
のホルモンの減少は癌の生成や突然死を
もたらすと言われます。乳児突然死症候群
で亡くなった子供は正常な脳の中のメラト
ニン値の3分の1の値しかなっかったことが
米国で報告されています。
上記の熱作用、非熱作用の両方の相乗効果が、携
帯電話の使用と健康上の多くの重大な問題を引き起
こすと考えら、上記の癌や白血病といった病気以外に
も頭痛、疲労、睡眠不足、流産、自殺や躁鬱、心臓発
作等と電磁波との関連が疑われています。
携帯電話にはデジタルとアナログがあり、デジタル
の方が電磁波を多く放出しています。大出力のデジタ
ル携帯電話では出力が600〜800ミリワットにもなり
ます。PHSでは家庭用コードレスホンと同じ位10ミリ
ワットなのに比べると非常に危険なことがわかりま
す。もちろん低消費電力のアナログ携帯電話でさえも
安全ではないと思われます。