最近またクローズアップされてきている。
他人事と考えているヒトがまずは多いと思うが、どんな無念を感じているかを考えてみる。
出産・外傷・出血性疾患などの大量出血で止血しやすくする薬がむやみ投与されていた時代があった。もうかるし、効果もある。
(当時、C型肝炎感染性は知られていたかはよくわからないがエイズはアメリカで知られていたらしい)
または、大量出血にたいする輸血。
予防接種を昔針を変えなかった時代の注射針。
最近でも一部の歯科医?
そして、針をヒトごとに変えない入れ墨。
肝炎になるなど夢にも思わなかったろう。
その肝炎。自覚症状があまりなく、たまたま健診で引っかかって、精密検査で陽性と言われる。慢性C型肝炎とされる。
以前、移るという偏見があり、差別をうけたひとも多いらしい。
まずは週何回か注射に来いと言われる。続けるのも大変だ。しかし、やめると悪化する。悪化すると肝硬変になると言われる。肝硬変になると10人に7人は癌になると言われる。癌になる恐怖と戦わねばならない。もしなっても発見が早ければなおるが、ウィルスが生きてる限り再発を繰り返す。
ウィルスを殺すためインターフェロンをすすめられる。が、ウィルスの分類や血中濃度で、効かないからやめましょうなんてこともある。
メデタク、インターフェロン投与されても、高額医療、発熱の副作用、うつ病になるヒトもいて、ひどい場合自殺者もでる。
くろうした挙げ句、有効率半々といったところ。場合によっては後遺症をもらう。
こんな事が、医療費や保障をケチりたい行政や、在庫処分したい製薬会社の為だとしたら・・・。
本当に怒りがこみ上げてくる。
せめて、輸血・血液製剤・歯の治療・入れ墨、医療従事者の針事故・予防接種(血液製剤が多い)には安全を確認し、悲劇が繰り返されないことを願う。