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(回答先: 中原伸氏最後の日銀会合はねじれ現象、現状維持の多数派は先行き悲観 東京 5月7日(ブルームバーグ) 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 5 月 07 日 17:09:09)
日本銀行は7日、3月19、20日開かれた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。それによると、金融政策の現状維持を提案した議長案は、中原伸之委員を除く8人の賛成多数で可決された。
内閣府の出席者からは「政府と日銀との間で目標を共有したうえで、互いの独立性を認める新しいアコードのようなものについて長期的な方向性として議論をしていただきたい」との要請があった。
財務省の出席者からは「物価下落に反転の兆しがみられないなか、従来の短期国債を中心とするオペの実体経済に与える影響は限定的であることから、金融政策に当たりさらなる工夫を講ずることなどにより、継続的な物価の下落を阻止し、物価を安定させていくとともに、わが国経済がデフレスパイラルに陥らないよう幅広くご検討をいただき、思い切った対応が取られるようお願いしたい」との要請もあった。
中原伸委員の提案は反対8で否決
この決定会合で最後となった中原伸之委員は、1)2003年10−12月期平均の消費者物価指数(全国、除く生鮮食品)の前年同期比を1.0−3.0%にすることを目的として、金融市場調節を行う、2)日銀当座預金を円滑に供給するうえで必要と判断される場合には、実務体制等の準備が整い次第、外債の買い入れを開始する−−との議案が提出されたが、反対8で否決された。