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(回答先: 4月の市中資金、一段と潤沢に=約28年ぶりの伸び−日銀統計(時事通信) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 5 月 02 日 11:34:03)
記事にあるような異常なマネタリーベースの増大は、金融危機状況下でのペイオフ解禁への対応を直接の名目にした国債消化対策である。
今年度だけで短期国債を除いて100兆円もの国債を消化しなければならない。そのための準備を着々と行っていると考えるべきである。
このようなマネタリーベース統計を出すのなら、商業銀行の貸し出し統計や預金統計も同時に出して欲しいものである。日銀当座預金が292.8%も増大しているのだから、マネタリーベースが36.3%が増大したからと言っても、“正味”のマネタリーベースが増えたとは思えない。
日本の政府債務=国債は、実質的な日銀の直接引き受けによって行われるようになったと考えることができる。
現段階は、近い将来に予測されるハイパーインフレのマグマを貯め込んでいるのである。
国債の実質的な日銀の直接引き受けが増大するにつれ、貯め込まれたマグマが噴火口を求めることになる。
※ マネーサプライに関する参考書き込み
『レス1:マネーサプライの定義について』
http://www.asyura.com/sora/dispute1/msg/489.html
『レス2:マネーサプライ増大の意味』
http://www.asyura.com/sora/dispute1/msg/494.html