(回答先: 改革断行を首相訴え…中曽根・森氏らと会談(読売新聞) 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 4 月 10 日 09:21:00)
「私は中国脅威論は採らない。高度成長時代には日本に対しても脅威論があった」。小泉首相は9日夜、中曽根康弘元首相、森喜朗前首相らと東京都内のホテルで会食し、11日からの中国訪問を前に対中政策で欧米流の脅威論とは異なる立場で臨む考えを示した。出席者が明らかにした。
中曽根氏は「ゆるやかなアジア国家連合のようなものを提示してはどうか。アジア通貨基金なども検討したらいい」と述べ、首相が出席する「博鰲(ボアオ)アジアフォーラム」での基調演説で大胆なアジア政策を提言するよう助言した。
一方、官邸主導▽官僚主導の打破、▽族議員排除の「小泉3原則」の実現に首相は強い意欲を示し、「党内が最後まで反対するなら、そのときは考える」と述べた。支持率の低下に悩む首相だがこの日は、大リーグの野茂英雄投手を引き合いに「たまにワンバウンドの球を投げるから、直球、フォークが生きる。俺も一緒だ」と述べるなど終始、意気軒高だったという。