(回答先: エネルギー価格高騰、P&Gなど米消費財メーカーの下期業績に打撃か(ニューヨーク 4月8日ブルームバーグ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 09 日 11:41:12)
【ワシントン=吉田透】
米エネルギー省のエーブラハム長官は8日の記者会見で、最近の石油製品価格の急騰について「(ブッシュ政権にとって)重大な懸念材料になりつつある」と強調した。米政府内で、石油価格高騰が米景気回復を阻害しかねないとの警戒感が高まっていることを示している。
ガソリン価格上昇について長官は「商品やサービス価格を押し上げ、米家計を圧迫し、米経済の重しとなりかねない」と指摘した。米政府の閣僚が石油価格上昇への懸念をはっきり表明したのは最近では初めて。
米エネルギー省の同日の発表によると、直近の全米のガソリン平均小売価格は1ガロン(3.785リットル)当たり1.413ドルで、前週より3.1%上昇した。上昇は6週連続。2月中旬から約27%高騰したことになる。