(回答先: 「イスラエルとの戦いで石油を武器に」イラク呼び掛け〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 02 日 12:15:51)
【ワシントン=吉田透】
米エネルギー省が1日発表した直近の全米のガソリン平均小売価格は1ガロン(3.785リットル)あたり1.371ドルで、前週より2.2%上昇した。5週連続の上昇で、2月中旬に比べ24%の高騰。ガソリン小売価格上昇の要因としては、米景気回復に伴い内需が拡大し、ガソリン需要が急速に上向いてきたことが大きい。
2月の米国の個人消費は前月比0.6%増となり、3カ月連続でプラス。鉱工業生産も年明け以降2カ月連続で拡大した。市場では、1−3月期の実質国内総生産(GDP)が前四半期に比べて年率5%前後増えたとの見方が広がっている。
中東情勢の緊迫や石油輸出国機構(OPEC)の増産抑制方針を受け、原油先物価格が急上昇していることも響いている。1日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場の国産標準油種WTI5月渡し価格は、一時1バレル(約159リットル)あたり27.40ドル台となり、約6カ月ぶりの高値をつけた。