(回答先: 大和銀HD、仏アグリコルと提携(日経新聞) 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 3 月 22 日 20:32:25)
大和銀行とあさひ銀行などを傘下に抱えて今月発足した大和銀ホールディングスが、フランスの総合金融グループ、クレディ・アグリコル・グループと包括提携する方針を固めたことが明らかになった。外資と都銀の包括提携は初のケースで、海外業務から撤退した大和銀HDの新たな国際戦略として注目される。
大和銀HDは、国内営業に特化し、「スーパー・リージョナル・バンク(地域金融機関の連合体)」を目指しているが、海外資産の運用など国際業務の展開が課題となっていた。
22日付の読売新聞によると、クレディ・アグリコルはまず傘下の大和銀信託銀行に約100億円を出資して5%程度の株式を保有する。
さらに、大和銀HDの海外での資産運用でも提携するほか、個人資産を管理・運用するプライベート・バンキングや国内での投資信託販売などの分野でも協力する。
クレディ・アグリコル・グループは1894年設立で、資産運用を中心に幅広い金融サービスを行っている。総資産が5357億ユーロ(約63兆円)で、自己資本が欧州1位、世界7位となっている(2000年度)。