(回答先: 日銀、金融政策現状維持を決定(日経新聞) 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 3 月 20 日 16:40:42)
内閣府が20日開いた海外の専門家も交えての金融政策に関する討論会で、デフレ克服のため、日銀に外貨の購入やインフレ目標
の設定など、一段の積極的対応を求める声が相次いだ。
日銀が量的金融緩和に踏み切り1年が経過。20日の金融政策決定会合は賛成多数で現行政策の維持を決めたが、日銀への風圧は当分弱まりそうにない。
討論会では、金融政策研究で知られ、日銀の海外顧問も務めるメルツァー米カーネギーメロン大名誉教授が講演。デフレ終結まで日銀がマネタリーベース(現金と日銀当座預金の合計)を前年比8%増やす目標を掲げ、円売りドル買い介入で放出した円資金を市場に放置するよう提案した。同じくカーネギーメロン大から参加したマッカラム特別教授も、有効な追加緩和策として外貨購入を提案するとともに、そのために必要な日銀法改正に言及した。