(回答先: 松下「毎月現金払い」見直し・余裕資金1500億円ねん出〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 3 月 13 日 14:28:22)
松下電器産業は13日、一般社員の残業手当を4月から数%カットすることなどを柱にした「全社緊急経営対策」の実施を労働組合側に申し入れる方針を固めた。松下が全社規模で残業手当をカットするのは戦後初めて。組合側は、春闘交渉で求めていた「一時金4カ月、定期昇給維持」の要求がこの日の回答で受け入れられたことや、会社の早期業績回復を目指す立場から、交渉入りを受諾する方針だ。
具体的なカット率や規模は今後詰めるが、5%を若干下回る水準になる見通し。松下グループ全体に適用する方針で、物品費削減など諸項目も協議する。
松下は02年3月期連結決算で当期赤字が4380億円に拡大することから、4月以降課長職以上の年俸15%カットなどを実施。残業手当カットは一時金などで組合の主張を受け入れる一方で、組合員(主要5社で5万7000人)にも「一定の痛み」を求めた形だ。